フィン付き面 — CAE用語解説
フィン付き面
先生、「フィン付き面」って熱交換器とかヒートシンクのフィンのある表面ですか? 解析での取り扱いは?
フィン付き面は放熱面積を拡大する拡張表面の総称で、ヒートシンクのような直線フィン以外にも、カーエアコンのコンデンサ(コルゲートフィン)、ラジエーター(ルーバーフィン)、化学反応器(構造化充填材)など様々な形態がある。CFD解析での取り扱いは問題の規模と目的によって変わる。単一フィン周りの流れ(数cm)は直接解析できるが、熱交換器全体(数千本のフィン)は個々のフィンを全部解像するのは非実用的——代わりにフィン部分を多孔質媒体(ポーラスゾーン)として均質化して圧力損失と有効熱伝達係数で表現するアプローチが使われる。
定義
均質化のアプローチってどうやって精度を担保するんですか?
均質化に使うパラメータ(フィン効率、体積熱伝達率hV [W/m^3K]、流れ抵抗係数)は、①フィン1ピッチ分の詳細CFD解析(ユニットセル解析)で取得するか、②実験相関式(Manglik-BerglesToフィン相関など)から計算するのが標準的だ。このパラメータをCADモデルの均質化ゾーンに入力してシステム全体のCFD解析を実行する。自動車ラジエーターのシステムCFD(エンジンルーム全体の熱管理)ではこのアプローチが必須で、Ansys FluentのHeat Exchanger ModelやStar-CCMのMulti-Scale Heat Exchangerモデルが実装を提供しているよ。
関連用語
大規模なフィン付き面は均質化という賢い近似で解析するんですね!
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