ポアソン方程式(静電場) — トラブルシューティングガイド
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ポアソン方程式(静電場) — トラブルシューティングガイド
トラブル
Coffee Break よもやま話
「ソルバーが収束しない」——ポアソン方程式でよくある罠
ポアソン方程式のFEM解析で「反復解法が収束しない」というトラブルはよく起きます。原因の鉄板は「境界条件の設定ミス」。ディリクレ境界(電位固定)が一箇所もないと連立方程式の係数行列が特異になって解が定まりません。電位の絶対値が決まらず、電界だけが意味を持つ場合は「参照電位点を一点設けてアース」するのがお作法です。もう一つよくある罠が誘電率の単位ミス——相対誘電率 $\varepsilon_r$ を入れるべき場所に真空誘電率 $\varepsilon_0 = 8.85\times10^{-12}$ F/mをそのまま入れてしまって電位が12桁ずれる、という定番のミスがあります。
トラブル解決の考え方
「解析が合わない」と思ったら
- まず深呼吸——焦って設定をランダムに変えると、問題がさらに複雑になる
- 最小再現ケースを作る——ポアソン方程式(静電場)の問題を最も単純な形で再現する。「引き算のデバッグ」が最も効率的
- 1つだけ変えて再実行——複数の変更を同時に行うと、何が効いたか分からなくなる。科学実験と同じ「対照実験」の原則
- 物理に立ち返る——計算結果が「重力に逆らって物が浮く」ような非物理的な結果なら、入力データの根本的な間違いを疑う
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