Altair Inspire — CAE用語解説
Altair Inspire
Altair Inspireって「設計者向けのCAEツール」と聞いています。専任のCAEエンジニアでなくても使えるんですか?
定義
「トポロジー最適化をGUIで手軽に使える」ってことですか? 専門知識なしでも最適化できる?
Inspireは「設計エンジニアがCAD環境から離れずにトポロジー最適化の結果を確認できる」をコンセプトにしたツールだ。ソルバーはOptiStructで、そのGUIをより直感的にしたものがInspire。部品の取付点や荷重を設定して最適化ボタンを押すと、削れる部分が自動で特定されてざっくりとした最適形状が表示される。CAE専門家でなくても概念的な軽量化設計の方向性がつかめる。
CAEソフトウェアとしての位置づけ
SimSolidという名前もありますが、Inspireとの違いは何ですか?
SimSolid(Altairが買収)はメッシュフリーFEMソルバーで、CADモデルに直接解析できる。メッシュ生成不要で数分以内に結果が出るのが特徴だ。Inspireの中にSimSolidエンジンが組み込まれており、大まかな強度確認をInspireでやってから、詳細設計はHyperMesh+OptiStructで行う、という「上流で使いやすく、下流は精密に」という役割分担がAltairのコンセプトだ。
3Dプリンティングと連携した使い方もできると聞きました。
Inspire Print3D(旧Inspire Studio)というモジュールがあって、AMシミュレーション(積層造形の残留応力・変形予測)とサポート構造の最適化ができる。トポロジー最適化で生成した複雑な有機的形状を3Dプリンタで造形するとき、残留応力による変形を事前に予測して造形方向や支持材を最適化する——まさに「DfAM(Design for AM)」の実践ツールだ。
関連用語
Altair Inspireに関連して知っておくべき概念を教えてください。
設計初期段階からCAEの知見を取り込める「Simulation Driven Design」の実践ツールなんですね。専任CAEがいない中小企業でも使いやすいのが普及の鍵ですね!
CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。
Project NovaSolver — CAE実務の課題に向き合う研究開発
「Altair Inspireをもっと効率的に解析できないか?」——私たちは実務者の声に耳を傾け、既存ワークフローの改善を目指す次世代CAEプロジェクトに取り組んでいます。具体的な機能はまだ公開前ですが、開発の進捗をお届けします。
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