$$E = \frac{hc}{\lambda}= h\nu$$
$h = 6.626\times10^{-34}$ J·s
$c = 2.998\times10^8$ m/s
光子フラックス:
$$\Phi_p = \frac{P \cdot \lambda}{h c A}$$
モル光子数:
$$n_p = \frac{P \cdot \lambda}{h c N_A}$$
波長・光源出力・照射面積・量子収率から光子エネルギー、フラックス、照度、光化学反応速度を即時算出。UV〜IRの全スペクトル領域に対応。
$$E = \frac{hc}{\lambda}= h\nu$$
$h = 6.626\times10^{-34}$ J·s
$c = 2.998\times10^8$ m/s
光子フラックス:
$$\Phi_p = \frac{P \cdot \lambda}{h c A}$$
モル光子数:
$$n_p = \frac{P \cdot \lambda}{h c N_A}$$
光化学・光触媒:水の分解による水素製造や、VOC(揮発性有機化合物)の分解など、反応設計に必須です。反応に必要な光子エネルギー(波長)と、十分な光子フラックス(反応速度)の両方をこのツールで見積もります。
太陽電池・光センサー開発:デバイスの外部量子効率(EQE)を評価する基盤となります。特定の波長の光を当てた時に、何%の光子が電気に変換されるかを、光子フラックスと生成された電流から逆算します。
LED・レーザー光源の評価:光源のスペックシートにある「放射束(W)」を、人間の目や特定の化学物質にとって「どれだけ有効な光の粒の数か」に変換します。殺菌用UV-LEDと植物育成用LEDでは、最適な光子フラックスが全く異なります。
環境計測・分析化学:吸光光度法で物質濃度を定量する際、検出器が受ける光子フラックスから信号強度を推定します。また、大気中の微量気体をレーザーで検出するLIDAR技術でも、戻ってくる光子数を計算する基礎となります。
このツールを使い始めるときに、特に気をつけてほしいポイントがいくつかあるよ。まず「光源出力Pは、必ずしも照射面に届く全エネルギーではない」ということ。例えば、LEDのデータシートに「放射束 1W」とあっても、レンズや光学系での損失、照射面への入射角による反射損失がある。実務では、この「光学効率」を見積もって、ツールに入力するPを補正する必要があるんだ。例えば、光学系の透過率が80%なら、実質的なPは0.8Wとして計算しよう。
次に「光子フラックスは一様ではない」という点。ツールでは照射面積Aで平均した値が出るけど、実際のレーザービームはガウシアン分布だし、LEDの光も一様じゃない。反応速度を精密に見積もるには、面内でのフラックス分布を考慮する必要がある。中心部と端っこで反応速度が10倍違う、なんてこともあり得るんだ。
最後に、「量子効率は波長依存する」という特に重要な事実。ツールでは単一の値で設定するけど、実際の光触媒や太陽電池の量子効率は、波長によって大きく変わる。450nmの青い光では50%でも、650nmの赤い光では10%しかない、なんてことが普通にある。だから「この波長で計算した反応速度」は、あくまでその波長単色での話。広いスペクトルを持つ太陽光を使う場合は、波長ごとの計算結果を積分する必要があるんだ。
365 nm UV-A LED出力200 mWで照射面積50 cm²のケース:光子エネルギー=5.44×10⁻¹⁹ J/photon、光子フラックス=1.47×10¹⁶ photons/cm²/s、照度=4.0 mW/cm²。TiO₂光触媒(量子効率0.15)の場合、反応速度は2.21×10⁻⁷ mol/m²/s。940 nm赤外LED 300 mWなら光子エネルギー2.11×10⁻¹⁹ Jで、同条件下フラックス2.85×10¹⁶ photons/cm²/sとなる