流体解析(CFD) — 内部流れ
内部流れは、ダクト・配管・機器内部を通る流れの圧力損失と流量配分、そして熱交換を評価する分野です。外部空力と違い、流路全体が壁に囲まれるため境界層が発達しきって管摩擦として現れること、分岐・曲がり・拡大縮小での二次流れが損失の主因になることが特徴です。設計の実務では、CFDの結果を圧力損失係数として1D配管網計算に還元する場面が多くあります。
収録記事「熱交換器のCFD解析」は、フィン・チューブ群を全解像すると要素数が爆発する問題への対処(多孔質体近似・周期境界の活用)と伝熱性能予測を扱います。「HVAC空調CFD」は室内気流・温度分布・換気効率(空気齢)の評価で、快適性指標と結びつけて結果を解釈するのが特徴です。