流体解析(CFD)

カテゴリ: 流体解析(CFD) | 2026-01-01

流体解析(CFD)

圧縮性・非圧縮性流れ、乱流モデル、多相流、燃焼シミュレーションに関する技術記事

はじめての流体解析(CFD) — 入門ガイド

流体解析(Computational Fluid Dynamics: CFD)とは、流体(気体・液体)の運動をナビエ-ストークス方程式に基づいて数値的に解く技術です。自動車の空力設計、建築物の風環境評価、電子機器の冷却設計、化学プラントの混合最適化など、あらゆる産業分野で活用されています。

CFDで解決できる課題

CFDの基本ワークフロー

  1. 形状準備:流体領域(計算領域)の定義。ウォータータイトなCADモデルが必須
  2. メッシュ生成:境界層メッシュ(プリズム層)の設定が精度を大きく左右
  3. 物理モデル選択:乱流モデル(RANS/LES/DNS)、圧縮性/非圧縮性の選択
  4. 境界条件:入口(速度/圧力)、出口、壁面(滑りなし/滑り)の設定
  5. 求解:SIMPLE系アルゴリズム等で反復計算。残差と物理量のモニタリングが重要
  6. 後処理:流線、速度/圧力コンター、断面表示、力の積分値確認

初心者の方は、まず非圧縮性定常RANS解析(例: k-ωSST乱流モデル)から始めることを推奨します。

学習ロードマップ

レベル学習内容推奨記事
初級非圧縮性流れの基礎、RANS乱流モデル、メッシュ生成基礎方程式 → k-ε/k-ω → メッシュ品質
中級圧縮性流れ、多相流、熱連成、LES圧縮性 → VOF法 → 共役熱伝達 → LES基礎
上級燃焼、FSI、ターボ機械、DNS/LES高精度手法反応流 → FSI → 動静翼 → スペクトル法

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