凝固・鋳造シミュレーション — トラブルシューティングガイド

カテゴリ: 流体解析 | 2026-02-20
この記事は統合版に移行しました
より充実した内容を solidification-cfd.html でご覧いただけます。
CAE visualization for solidification cfd troubleshoot - technical simulation diagram
凝固・鋳造シミュレーション — トラブルシューティングガイド

トラブルシューティング

🙋

凝固シミュレーションでよくあるトラブルを教えてください。


🎓

順番に見ていこう。


1. 凝固が始まらない / 進まない

🎓

対策:


2. Mushy zoneでの数値振動

🙋

凝固前線付近で温度が振動します…


🎓

対策:


3. 凝固後に非物理的な流れが残る

🎓

症状: 完全固化($f_L = 0$)した領域でまだ速度が残る。


🎓

対策:


4. 充填+凝固の同時計算で発散

🎓

対策:


5. ツール固有の注意点

ツール注意点
FluentSolidification/Melting ModelのPull Velocity設定(連鋳の場合のみ)
Flow-3DSolidification Drag Coefficientの調整がキー
ProCASTCALPHAD物性データの温度範囲がシミュレーション範囲をカバーしているか確認
MAGMASOFTメッシュ自動生成の品質確認。薄肉部の層数が不足していないか
Coffee Break よもやま話

ショートサーキット凝固——湯廻り不良の診断とCFD

鋳造充填CFDで発生する「ショートサーキット(短絡凝固)」は、溶湯の流路が早期凝固によって閉塞し、鋳型の一部に湯が届かない現象です。CFDで見逃しやすいのは薄肉部への流動末端部で、温度降下が速すぎてシミュレーション初期から固化している場合があります。対策として初期壁温を実測値に設定し、Heat Transfer Coefficient(HTC)の感度解析を行うことが有効です。HTCは金型材料・離型剤種・接触圧力によって10〜1000 W/m^2Kの幅があり、この不確かさを±50%の範囲で変えてシミュレーションした場合の充填率変化を確認することが、設計余裕評価の実務的アプローチです。

この記事の評価
ご回答ありがとうございます!
参考に
なった
もっと
詳しく
誤りを
報告
参考になった
0
もっと詳しく
0
誤りを報告
0
Written by NovaSolver Contributors
Anonymous Engineers & AI — サイトマップ
プロフィールを見る

🔧 関連シミュレーター

この理論を実際にパラメータを変えて体験できます → 相変化材料計算