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構造・疲労解析

ボルト疲労計算機|締付け力・応力振幅・Goodman線図

外力が0から最大値まで繰り返す、軸方向のボルト締結モデルです。締結面の分離を考慮して応力振幅・平均応力とGoodman指標を比較します。寿命や規格適合を判定するものではありません。

ボルト仕様

強度区分
呼び径 d
締結条件
剛性比 Φ
外荷重 Fa
kN
締付け係数 αA
疲労安全率

一時停止中はスライダーを動かすと結果が即座に更新されます。

計算結果
応力振幅 σa [MPa]
平均応力 σm [MPa]
疲労安全率 n
判定
繰返し荷重とGoodman線図(リアルタイム)
理論・主要公式

Fi = 0.7 Rp As / αA; Fsep = Fi / (1 − Φ)

Fb,min = Fi; Fb,max = max(Fi + Φ Fa, Fa)

σa = (Fb,max − Fb,min) / (2 As); σm = (Fb,max + Fb,min) / (2 As)

n = 1 / (σa / Se + σm / Rm)

モデルと入力の定義

1本のボルトに加わる外力を0→Faの片振り引張りとして扱います。Φはボルトへの荷重分担率、αAは締付けばらつきのモデル係数です。プリセットの疲労基準値30/50/60/70 MPaは学習用の仮定であり、強度区分から保証される材料値ではありません。

入力から結果を確かめる

  1. 強度区分と呼び径を選びます。径スライダーの0〜6はM8・M10・M12・M16・M20・M24・M30に対応します。
  2. Φ、最大外荷重Fa[kN]、αAを入力します。Faは外荷重の振幅ではなく、0から繰り返す最大値です。
  3. 応力振幅・平均応力と指標を読みます。分離や降伏の警告が出た場合は、Goodman指標だけで判断しません。

再現できる計算例

8.8、M12(As=84.3 mm²)、Φ=0.20、Fa=20 kN、αA=1.40。Fi=0.7×640×84.3/1.4=26,976 N。分離荷重は33,720 Nなので締結状態を維持します。Fb,min=26,976 N、Fb,max=30,976 Nより、σa=23.7 MPa、σm=343.7 MPa、仮定Se=50 MPaでGoodman指標n=1.11です。Φを0.10にするとσa=11.9 MPaへ半減します。

🙋
この例で何を確かめられますか?
🎓
条件を1つだけ変えると、式と画面の両方で変化を追えます。 Φを0.10にするとσa=11.9 MPaへ半減します

適用範囲と注意点

分離後はFb,max=Faとして力のつり合いを保ちますが、接触・曲げ・こじり・緩み・局所塑性は解きません。S–N曲線や荷重履歴を入力しないため、破断回数や残存寿命は算出できません。n≥1でも実物の安全性を保証しません。

よくある質問

異なります。外力0でのボルト荷重はFiです。一方、最大外力時の残留締付け力はFi−(1−Φ)Faで、これは被締結材側の圧縮力です。
このばねモデルではFsep=Fi/(1−Φ)です。Faがこれ以上になると面が分離し、ボルトが外力全体を負担すると仮定します。
いいえ。疲労基準値は仮定です。ねじ形状、表面処理、温度、応力比に対応する疲労試験データが別途必要です。
一律には言えません。本モデルではFiが低下して平均応力が下がる一方、締結面が分離しやすくなります。分離・降伏・疲労を別々に確認してください。

計算の根拠

検証対象:表示単位、既知解、入力感度、境界条件、3言語の結果。規格適合や実機精度の保証ではありません。