配管を流れる流体は、直管部では緩やかに圧力が下がり(直管摩擦=主損失)、エルボ・縮小・バルブ・ティーといった継手では段差状に圧力が落ちます(局所=副損失)。上のグラフが配管に沿った圧力プロファイル、下が配管断面と流れの粒子です。
$$h_{minor}=K\,\frac{v^{2}}{2g},\qquad h_{total}=h_{minor}+h_{major}$$
配管継手で生じる副損失 h_minor は速度水頭 v²/(2g) に無次元の損失係数 K を掛けたもの。「副」は歴史的に「局所(local)」を意味し、短い配管では副損失が直管摩擦損失を上回ることも珍しくありません。
$$h_{major}=f\,\frac{L}{D}\,\frac{v^{2}}{2g}$$
直管壁との摩擦で生じる主損失(Darcy-Weisbach 式)。f は摩擦係数(本ツールでは代表値 f = 0.020 を使用)、L は直管長さ、D は配管内径。
$$\Delta p_{minor}=\rho\,g\,h_{minor},\qquad \text{share}=\frac{h_{minor}}{h_{total}}\times 100\,\%$$
副損失の圧力降下と、副損失が全損失に占める寄与率。短くて継手が多い配管ほど share が大きくなります。