V&V(検証と妥当性確認) — 不確かさ定量化
不確かさ定量化(UQ)は、入力(材料定数・荷重・形状公差)のばらつきが結果にどう伝播するかを定量する分野です。決定論的な1点解析から「結果の分布と信頼区間」への転換であり、Validationで実験と比較する際の「一致した/しない」の判定にも不確かさの物差しが必要になります。計算コストが最大の敵で、いかに少ない解析回数で分布を推定するかが技術の中心です。
収録記事「Morris法(Elementary Effects)」は、本格的なUQの前段で「効く入力変数」を少ない試行で絞り込むスクリーニング手法を扱います。1回あたり1変数だけ動かす軌道設計で、平均効果μ*と非線形・交互作用の指標σを同時に得る仕組み、入力数+1回×軌道数という計算コストの見積り、Sobol指数など上位手法への橋渡しまでを解説します。関連ツールとして当サイトの誤差伝搬シミュレーターも利用できます。