アスペクト比 — CAE用語解説
アスペクト比
アスペクト比って「要素の縦横比」のことですよね? これが悪いとどんな問題が起きるんですか?
定義
「通常5以下が推奨」って書いてありますが、5を超えたら即アウトなんですか?
厳密なアウト基準はないが、アスペクト比が大きい(細長い)要素があると剛性行列の条件数が悪化する。条件数が大きいと連立方程式の求解で丸め誤差が拡大して精度が落ちる。直感的には「極端に細長い要素は、斜め方向の荷重に対して応答が偏りすぎて、変形を正確に表現できない」ってイメージだ。
メッシュ生成における役割
でも流体解析の壁面近くって、すごく細長いプリズム要素を使いますよね? あれはアスペクト比が100とかになりませんか?
いい突っ込みだ! 境界層メッシュはわざとアスペクト比を大きくしている。壁に垂直な方向は速度が急変するから細かく、流れ方向は変化が緩やかだから粗くしていい——この「物理の方向性とメッシュの方向性を合わせる」のが肝なんだ。問題なのは等方的な構造解析で何の理由もなく細長い要素が生まれているケース。
なるほど!「アスペクト比が高い=悪い」ではなくて、「物理に不合理なアスペクト比=悪い」ということですね。
関連用語
メッシュ品質を評価するときに一緒にチェックすべき指標を教えてください。
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