Neumann条件 — CAE用語解説
Neumann条件
先生、ノイマン境界条件ってFEMでどう使うんですか?
定義
定義を教えてください。
ノイマン境界条件は、境界面における場の法線方向微分(フラックス)を指定する条件だ。構造解析では表面荷重(圧力、トラクション)、熱解析では表面熱流束、流体解析では速度勾配に対応する。ディリクレ条件(値そのものを指定)との対比で覚えるといいよ。
ディリクレとノイマンの違いを具体例で教えてください。
熱解析で言うと、壁温度を300℃に固定するのがディリクレ(温度指定)。壁面からの熱流束を100W/m²に指定するのがノイマン(フラックス指定)。断熱条件はq=0のノイマン条件だ。構造では変位固定がディリクレ、荷重がノイマンだよ。
CAEにおける位置づけ
FEMの定式化ではどう扱われますか?
ノイマン条件は弱形式の境界積分項として自然に組み込まれる——だから「自然境界条件」とも呼ばれる。何も指定しなければ自動的にq=0(断熱/無荷重)になる。ディリクレ条件は「本質的境界条件」で、強制的に値を固定するんだ。
全面ノイマン条件だけだと解けないですよね?
そう。構造解析で荷重だけ与えて拘束なし(変位のディリクレ条件なし)だと剛性行列が特異になって解けない。最低限1つのディリクレ条件が必要。ただし慣性リリースを使えば例外的に全面ノイマンでも解けるよ。
関連用語
関連する用語を教えてください。
ノイマンが荷重/フラックス、ディリクレが変位/温度固定。セットで覚えておきます。
境界条件の設定はFEMの結果を左右する最重要項目。物理的な意味を常に考えながら設定しよう。
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