UNV形式 — CAE用語解説
UNV形式
UNV形式とは何か
UNV形式ってメッシュデータのフォーマットですか?どんなソフトが使うんですか?
そうだ。I-DEAS Universal File形式の略で、もともとは構造解析ソフトI-DEASのメッシュフォーマットだった。今はHyperMesh、ANSA、ICEM CFDなど多くのメッシュ生成ツールがエクスポートに対応しているので、異なるツール間のメッシュ受け渡しに使われる。
なるほど、ツール間の橋渡し役なんですね。テキスト形式ですか?
そう、プレーンテキストだ。ファイルを開くと「-1」という区切り文字でブロックが分かれていて、ノード座標ブロック、要素接続ブロック、節点グループブロックなどが並んでいる。テキストなのでエディタで中身を確認したり手動修正したりできるのが地味に便利なんだ。
実務での使用場面と注意点
具体的にどんな場面で使うんですか?
例えばOpenFOAMやCode_Asterなどオープンソースソルバーにメッシュを渡すときによく使う。商用ツールでメッシュを作ってUNVでエクスポートし、変換スクリプトでソルバー独自形式に変換するフローだ。構造解析ではNASTRAN入力形式が主流だけど、振動試験との突き合わせでUNVが出てくることもある。
注意点はありますか?使いにくい点とか。
単位系の取り扱いが曖昧なのが最大の落とし穴だ。UNVファイル自体に単位情報が入っていることもあるが、受け取り側が正しく解釈するとは限らない。ミリメートルとメートルを混同してメッシュが1000倍ずれる事故は実務でよくある。必ずインポート後にモデルサイズを確認する癖をつけたほうがいい。
単位のチェックは基本中の基本なんですね。肝に銘じます。
それともう一つ、大規模モデルでは読み書きが遅い。数百万要素を超えたらCGNSやHDF5ベースのバイナリ形式のほうが圧倒的に速いので、用途に応じて使い分けること。
関連用語
- NASTRAN入力形式
- メッシュ
- データ交換
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