構造解析 — 複合材料
複合材料解析は、繊維と母材からなる異方性材料の積層構造を扱います。金属と決定的に違うのは、破壊が単一の降伏ではなく、繊維破断・母材割れ・層間剥離という複数モードの競合として進むことです。積層構成(プライ角度の並び)が剛性も強度も支配するため、材料設計と構造設計が不可分になるのがこの分野の特徴です。
収録記事は3本。「Hashin破壊基準」で破壊モードを区別して判定する標準基準を、「プログレッシブ損傷解析」で初期破壊後の剛性低下と損傷進展の追跡(急激な剛性低下による収束難への対処を含む)を、「サンドイッチパネルの解析」で薄い表皮+軽量コアという構成特有の破壊モード(表皮しわ・コアせん断)を扱います。
収録記事
材料モデル・構成則