原点から伸びる2本の矢印が可観測行列の行 C(青)と CA(橙)。一次独立なら平面全体を張り(緑網掛け=可観測)、平行になると不可観測方向が赤で示されます。
$$\mathcal{O}=\begin{bmatrix}C \\ CA\end{bmatrix},\qquad \text{可観測}\iff \operatorname{rank}\mathcal{O}=n$$
可観測行列 𝒪 と可観測性の判定条件。C:出力行ベクトル、A:システム行列、n:状態次数(ここでは n=2)。フルランクなら出力 y から状態 x をすべて再構成できる。
$$CA=\bigl[\,c_1a_{11}+c_2a_{21},\;\; c_1a_{12}+c_2a_{22}\,\bigr]$$
2次系での CA 行ベクトルの成分。出力行 C に A を右から掛けたもので、𝒪 の2行目になる。
$$\det\mathcal{O}=c_1\,CA_2-c_2\,CA_1$$
2×2 可観測行列の行列式。これが 0 でなければランク2でフルランク、可観測。n 次系では 𝒪=[C;CA;CA²;…;CAⁿ⁻¹] と積み上げる。可観測性は可制御性の双対であり、(A,C) の可観測性は (Aᵀ,Cᵀ) の可制御性に等しい。