プラント: ẍ = -a·ẋ - b·x + u + d(t)、a=1、b=2、x(0)=2、ẋ(0)=0、外乱 d(t)=d·sin(5t)、dt=0.01、T=5s。
上:位相平面 (x₁, x₂) 軌跡(青)とスライディング面 s=c·x₁+x₂=0(緑直線)/下:時間応答 x₁(t)・x₂(t)・制御入力 u(t)
2次系 $\ddot x = -a\dot x - b x + u + d(t)$ に対し、状態 $x_1=x,\ x_2=\dot x$ を用いてスライディング面を設計します。
スライディング面 $s$。$c$ は面の傾きを決める正の係数:
$$s = c\,x_1 + x_2$$フィードバック線形化と切換項を組み合わせた制御則。$k$ は切換ゲイン:
$$u = -k\,\mathrm{sign}(s) - c\,x_2 + a\,x_2 + b\,x_1$$境界層 $\varphi$ によるチャタリング抑制(連続化):
$$\mathrm{sign}(s)\;\longrightarrow\;\tanh(s/\varphi)$$スライディング条件と面上の動学:
$$s\,\dot s < 0,\qquad s=0\ \Rightarrow\ \dot x_1 = -c\,x_1$$$k$ を外乱振幅より大きく取れば到達条件が満たされ、面に乗った後は係数 $c$ で決まる指数収束になります。