Ansys Workbench — CAE用語解説
Ansys Workbench
Ansys Workbenchって、ANSYSの各ツールをつなぐ「統合プラットフォーム」だと聞きました。具体的にどういう役割を果たすんですか?
定義
「Schematic」と呼ばれる接続図みたいなものが特徴的ですよね。
そう。Workbenchの画面では「解析システム(例:Fluid Flow(Fluent))」と「構造システム(Static Structural)」がブロックとして表示されて、データの共有(メッシュ・温度結果など)をブロック間をドラッグ&ドロップして接続できる。例えばFluent→Mechanicalの熱連成なら、Fluentブロックの温度出力とMechanicalブロックの温度入力を繋ぐだけで設定が完了する。従来は別々のファイル操作で行っていたデータ受け渡しが視覚的に管理できる。
CAEソフトウェアとしての位置づけ
Workbenchを使うと何が便利になりますか? 連成だけでなく、単体の解析でも?
単体でも恩恵がある。CADモデルの変更→解析の自動更新(Design Modelerを通じてCAD形状が変わると自動再メッシュ→再解析)ができるので、設計変更サイクルが速くなる。Parameter Managerを使えばCADのスケッチ寸法をWorkbenchのパラメーターとして登録し、Design of Experimentで「板厚3mm〜6mm×フィレット半径1mm〜5mmの25ケース」を自動実行する設計最適化ループが組める。
optiSLangというツールとの統合も聞きますが、これは何ですか?
optiSLangはANSYSが買収した確率論的最適化・感度解析ツールで、Workbenchのパラメーターに設計変数・目的関数・制約を設定してモンテカルロシミュレーションや応答曲面(RSM)を実行できる。つまり「板厚のばらつきが±10%あったとき、最悪ケースの応力がどこまで上がるか?」という設計の頑健性評価(ロバスト最適化)をWorkbench上で自動化できる。
関連用語
Ansys Workbenchに関連する概念を教えてください。
Workbenchは「各ツールをつなぐ統合基板」——連成設計・パラメータ最適化・CAD連携を一元管理できるのがANSYSエコシステムの競争力の源泉ですね!
CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。
Ansys Workbenchの実務で感じる課題を教えてください
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