ANSYS Fluent — CAE用語解説
ANSYS Fluent
ANSYS Fluentって世界で一番使われているCFDソフトの一つですよね。OpenFOAMが無料なのに、なぜFluentを使う会社が多いんですか?
定義
Fluentの最大の強みはどこにあるんですか?
GUIの使いやすさとサポート体制だ。OpenFOAMはコマンドラインベースで学習コストが高いが、Fluentはウィザード形式で境界条件・材料・ソルバー設定ができる。企業の立場では「計算が合わなかったとき、ベンダーのサポートに問い合わせられる」という安心感が大きい。また燃焼モデル・多相流(VOF・DPM)・電気化学(燃料電池)・化学反応のモデルライブラリが充実していて、汎用性が高い。
CAEソフトウェアとしての位置づけ
OpenFOAMと比べてFluentが劣る点はありますか? 正直に教えてください。
正直に言うと——ライセンス費用が高い(大企業でなければ導入ハードルになる)、カスタマイズ性が限られる(ソースコードが非公開)、非構造格子の大規模並列計算ではスケーラビリティがOpenFOAMに負ける場合がある。独自の物理モデルを実装したいならOpenFOAMの方が自由度が高い。研究機関では最新の乱流モデルを自分で実装・検証できるOpenFOAMが好まれ、産業界ではサポートと信頼性でFluentを選ぶ傾向がある。
FluentはANSYS Workbenchの中でMechanicalと連成できますか? 流体-構造連成の話です。
Ansys Workbenchでシステムカップリングを使うとFluent(流体)とMechanical(構造)の連成が実現できる。熱流体構造連成(CHT→Thermal-Structural)や流体構造連成(FSI)が標準ワークフローとして提供されている。また最近のAnsys FluentはPythonスクリプティングAPIが整備されて、パラメトリックスタディの自動化がやりやすくなった。optiSLangとの統合で設計最適化のループも組めるのがAnsysエコシステムの強みだ。
関連用語
Fluentに関連する概念を整理してください。
サポートと充実したモデルライブラリが産業界でのFluent選択の理由、自由度とコストでOpenFOAMを選ぶ研究機関——どちらも正解で、目的次第ですね!
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