電磁誘導 — CAE用語解説
電磁誘導
先生、「電磁誘導」って変圧器のしくみですよね? CAE解析でどう使うんですか?
電磁誘導はファラデーの法則——磁束の時間変化が起電力(EMF)を誘起する——に基づいた現象で、変圧器・モーター・インダクタ・ワイヤレス充電など電磁機器の動作原理の根幹だ。CAE解析との関連は二方向ある。①電磁誘導によって生じる渦電流と鉄損の計算:FEM磁場解析でコア内の誘導電流分布を求める。②変圧器やリアクトルの結合インダクタンス(M)の計算:静磁場FEMで磁束リンクを積分してMを求め、回路シミュレーションに渡す。どちらもAnsys MaxwellやJMAGが担う典型的な解析だよ。
定義
ワイヤレス充電のコイル設計でも使うんですか?
まさにEV用ワイヤレス充電(WPT)システムの設計に直接使う。送電コイル(地面側)と受電コイル(車両底面)の結合係数k = M / sqrt(L1*L2) が伝送効率を決定するから、コイル形状・間距離・位置ずれに対してFEMで結合係数マップを計算する。さらに85kHz付近の共振周波数での誘導磁場が人体や周辺金属部品に与える影響(人体曝露とエイリアン渦電流損)の評価も必要で、これには生体組織FEMと電磁場の連成計算が使われる。SAE J2954規格に準拠したシステム設計ではFEM解析が必須の検証手段だよ。
関連用語
変圧器からワイヤレス充電まで、電磁誘導の応用範囲は広いですね!
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