渦 — CAE用語解説
渦
先生、CFDの結果で渦がたくさん見えるんですけど、そもそも渦って何で発生するんですか?
渦は流体が回転する構造で、流速の差(速度勾配)があるところに生まれる。例えば壁面近くでは流速がゼロだけど少し離れると速い、このせん断で渦が巻くんだ。物体の後ろや角で流れが剥離するときにも大きな渦ができるよ。
定義
渦の強さを数値で表す方法ってありますか?
渦度 ω = ∇ × u(速度の回転)で局所的な回転の強さを定量化できる。代表的な渦の例を挙げると、カルマン渦は円柱の後ろで交互に放出される渦列で、翼端渦は飛行機の翼の端で発生する強い渦だ。
流体解析における役割
CFDで渦を正しく捉えるにはどうすればいいですか?
渦の挙動はNavier-Stokes方程式に支配される。
RANS乱流モデルでは大きな渦を時間平均してしまうから、渦の非定常な振る舞いを見たいならLESやDESが必要だ。例えば自動車の空力設計では、サイドミラー周りの渦がノイズの原因になるから、LESで渦構造を詳しく解析することが増えているよ。
渦の可視化はどうやるんですか?渦度のコンター図を見ればいいですか?
渦度だけだと壁面近くのせん断も拾ってしまうから、Q基準やλ2基準のアイソサーフェスで可視化するのが一般的だ。渦構造だけをきれいに抽出できるよ。
関連用語
渦に関連する用語を教えてください。
Q基準のアイソサーフェス、早速ParaViewで試してみます。RANSでは見えなかった渦が見えるか楽しみです。
LESの結果をQ基準で可視化すると、本当に美しい渦構造が見えるよ。まずは円柱まわりの流れで試すと教科書との比較もしやすい。
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次世代CAEプロジェクト:開発者と実務者をつなぐ
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