Gauss求積 — CAE用語解説
Gauss求積
先生、FEMの要素で「積分点が2×2」とか出てくるんですけど、あれはGauss求積のことですよね? なんで普通の台形則じゃダメなんですか?
定義
Gauss求積の定義を教えてください。
Gauss求積は数値積分法の一種で、最小の積分点数で最大の多項式精度を達成するのが特徴だよ。n個の積分点を使うと、2n-1次の多項式まで正確に積分できる。台形則だとn点で1次精度しかないから、効率が全然違うんだ。
同じ点数でも精度が倍以上違うんですか。積分点の位置が特別なんですよね?
そう、Gauss点は等間隔じゃなくて、Legendre多項式の零点という数学的に最適な位置に配置される。1点なら要素の中心、2点なら ±1/√3 の位置。だからFEMの剛性マトリクスを組み立てるときに、少ない点数で正確に要素積分ができるんだ。
数値解法における役割
積分点の数を変えると解析結果に影響するんですか?
大いにあるよ。4節点四辺形要素で2×2のGauss点を使えば完全積分、1×1にすると低次積分になる。完全積分はロッキングが出やすいけど安定、低次積分はロッキングを回避できるけどアワーグラスモードのリスクがある。この使い分けの根本にGauss求積の理論があるんだ。
完全積分と低次積分の違いって、要するにGauss点の数の違いだったんですね。
その通り。応力やひずみの値もGauss点で評価されるから、応力のコンター図はGauss点の値を節点に外挿して描いている。だからGauss点の位置が精度の要なんだ。
関連用語
Gauss求積の関連用語も教えてください。
FEMの数値処理全般と関わるから、このあたりを一緒に押さえておこう。
Gauss求積がFEMの裏側で動いている数値積分エンジンだっていうのがよくわかりました。
ソルバーが自動でやってくれる部分だけど、積分点数の選択は自分でやることも多い。理屈を知っておくと要素選定の判断力が格段に上がるよ。
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