ラティス構造 — CAE用語解説

カテゴリ: 用語集 | 2026-01-15
CAE visualization for lattice structure - technical simulation diagram

ラティス構造

🧑‍🎓

先生、ラティス構造って3Dプリンタで作る格子状の構造ですよね?

定義

🧑‍🎓

CAEとの関係を教えてください。

🎓

ラティス構造は微小な格子セル(ユニットセル)の繰り返しで構成される多孔質構造だ。金属3Dプリンタ(AM)の普及で製造が現実的になって、軽量化と強度の両立を目指すトポロジー最適化の出力として注目されてるんだよ。

🧑‍🎓

普通のソリッド構造より軽くなるんですか?

🎓

体積充填率を30〜50%にすれば重量は半分以下になりつつ、荷重方向に最適化されたストラット(棒)で力を伝えるから効率がいい。航空宇宙の軽量ブラケットや、人工骨のインプラントに実用例があるよ。

CAEにおける位置づけ

🧑‍🎓

FEMで解析するのは大変そうですね。

🎓

そうなんだ。ストラット1本1本をメッシュ化すると数千万要素になることもある。だから均質化法でラティスの等価的な弾性定数を求めて、マクロモデルに適用するアプローチが現実的だね。nTopやAltairのInspireにはこの機能が組み込まれてるよ。

🧑‍🎓

AM特有の注意点はありますか?

🎓

ストラットの表面粗さ、未溶融粉末の残留、製造方向による異方性が実物とFEMのギャップを生む。AM品の疲労寿命はバルク材の半分以下になることもあるから、設計段階で安全係数を大きく取るか、後処理(HIP処理やショットピーニング)を考慮する必要があるんだ。

関連用語

🧑‍🎓

関連する用語を教えてください。

🎓
  • トポロジー最適化
  • 3Dプリンティング
  • 軽量化
  • 🧑‍🎓

    製造方法まで含めて設計するDfAM的な考え方が必要なんですね。

    🎓

    CAEとAMの融合は今一番ホットな分野。興味があるなら均質化法から勉強してみて。

    CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。

    Project NovaSolver — CAE実務の課題に向き合う研究開発

    「ラティス構造をもっと効率的に解析できないか?」——私たちは実務者の声に耳を傾け、既存ワークフローの改善を目指す次世代CAEプロジェクトに取り組んでいます。具体的な機能はまだ公開前ですが、開発の進捗をお届けします。

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