レオロジー — CAE用語解説
レオロジー
流体の変形・流動特性の科学
レオロジーって何ですか?CFDと関係あるんですか?
レオロジーは材料の変形・流動特性を研究する学問で、CFDとは深く関係している。普通の水や空気はニュートン流体(せん断速度によらず粘性一定)だけど、高分子溶液・血液・泥・食品・化粧品などは非ニュートン流体でせん断速度によって粘性が変わる。これをモデル化してCFDに組み込む必要がある。
非ニュートン流体にはどんな種類がありますか?
せん断速度が増えると粘性が下がる「せん断薄化(シュードプラスティック)」、逆に増える「せん断増粘(ダイラタント)」、降伏応力以上でないと流れない「ビンガム流体」などがある。ケチャップはせん断薄化の例で、押すと流れやすくなるのはこのためだ。血液は低せん断域でせん断薄化を示す。
高分子と生体流体への応用
CFDにどうやって非ニュートン粘性を入れるんですか?
Power-Lawモデル(μ = K・γ^(n-1))やCarreau-Yasudaモデルが代表的で、FLUENTやOpenFOAMに標準で入っている。血流解析ではCarreauモデルがよく使われる。高分子の溶融成形(射出成形・押出成形)ではCross-WLF粘度モデルが温度・せん断速度依存を考慮するために使われるよ。
粘弾性流体(弾性効果もある流体)は普通のCFDで解析できますか?
難しい。高分子溶液や血液は粘性だけでなく弾性効果(Weissenberg効果でパイプ出口で膨らむ、Barus効果)を持つ粘弾性流体で、OldroydBやGiesekusモデルなどの構成則が必要だ。OpenFOAMのviscoelasticFluidFoamやRheotoolで計算できるけど収束させるのが難しく、研究フロンティアの領域だよ。
関連用語
CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。
レオロジーの実務で感じる課題を教えてください
Project NovaSolverは、CAEエンジニアが日々直面する課題——セットアップの煩雑さ、計算コスト、結果の解釈——の解決を目指しています。あなたの実務経験が、より良いツール開発の原動力になります。
お問い合わせ(準備中)関連トピック
なった
詳しく
報告