連続体損傷力学(CDM) — トラブルシューティングガイド
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連続体損傷力学(CDM) — トラブルシューティングガイド
CDMのトラブル
Coffee Break よもやま話
要素削除後の不安定振動
CDMで損傷変数D→1に達した要素を削除するElement Erosion技術は、LS-DYNAのFRAC_DAMAGE機能で広く使われる。しかし要素削除後に隣接要素に応力が再配分される際、動的解析ではスプリアス振動が発生することがある。対策として1990年代にBelytschkoらが提案した「スムーズドパーティクル流体力学(SPH)との混合手法」が採用されるケースが増えており、LS-DYNA R14以降はAdaptive Bond手法が実用化されている。
トラブル解決の考え方
「解析が合わない」と思ったら
- まず深呼吸——焦って設定をランダムに変えると、問題がさらに複雑になる
- 最小再現ケースを作る——連続体損傷力学(CDM)の問題を最も単純な形で再現する。「引き算のデバッグ」が最も効率的
- 1つだけ変えて再実行——複数の変更を同時に行うと、何が効いたか分からなくなる。科学実験と同じ「対照実験」の原則
- 物理に立ち返る——計算結果が「重力に逆らって物が浮く」ような非物理的な結果なら、入力データの根本的な間違いを疑う
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