地表に建物、地下にボアホール(垂直 U字管)と循環する不凍液。暖房時(冬)は地中から熱を採取(青→赤)、冷房時(夏)は地中へ排熱(赤→青)。地盤温度は深部でほぼ一定です。
$$L = \frac{Q\,(R_b + R_g)}{\Delta T},\qquad COP_{actual} = 0.85\cdot COP_{steady}$$
L:総ボアホール長 [m]、Q:地盤側熱量 [W]、R_b:ボアホール内熱抵抗 [m·K/W]、R_g:地盤側熱抵抗 [m·K/W]、ΔT:設計温度差(典型 8K)。R_g は熱伝導率 k と運転負荷率の関数。SPF は瞬時 COP の約 85% を目安とする。
$$Q_{ground,heat} = Q_h\,\frac{COP_h-1}{COP_h},\quad Q_{ground,cool} = Q_c\,\frac{COP_c+1}{COP_c}$$
暖房時に地盤から採取する熱と、冷房時に地盤へ捨てる熱(圧縮機仕事を含む)。設計はこの二つの大きい方で決める。
$$N_{bh}=\left\lceil \frac{L}{H_{bh}}\right\rceil,\quad A_{field}\approx N_{bh}\cdot s^2$$
ボアホール数 N_bh、敷地面積 A_field、孔間隔 s(典型 6m)。住宅は s=4〜6m、商業ビルは長期負荷不均衡を避けるため s=6〜8m を取る。