fe-safe — CAE用語解説

カテゴリ: 用語集 | 2026-01-15
CAE visualization for fe safe - technical simulation diagram

fe-safe

🧑‍🎓

先生、fe-safeってAbaqusとセットでよく使うソフトですが、どんな機能があるんですか?


🎓

fe-safe(現在はAbaqus Fatigue Solutionとして統合)はDassault Systemesが開発した疲労解析専門ソフトで、FEM解析(Abaqus、Ansys、Nastran)の応力・ひずみ結果を読み込んで疲労寿命を計算する後処理ツールだ。主要機能は①S-N法(応力振幅ベース、高サイクル疲労)、②E-N法(ひずみ振幅ベース、低サイクル疲労)、③二軸疲労解析(平面応力状態でのクリティカルプレーン法)、④溶接疲労(Verity法という独自の溶接評価手法)。自動車業界での実績が厚く、サスペンション・クランクシャフト・ホイールの耐久寿命評価に広く使われているよ。


定義

🧑‍🎓

Verity法という溶接評価手法はどんなものですか?


🎓

Verity(Volvo Efficient Residual-stress Including Tangible Yield)法はAWI(Arc Weld Institute)とfe-safeが共同開発した溶接疲労評価法で、溶接止端部のメッシュ感度を低減する構造応力法(Structural Stress Method)の一種だ。通常の応力集中係数ベースの評価はメッシュサイズへの依存性が問題になるが、Verity法では板厚とウェルドライン方向の力とモーメントから計算するStructural Stress deltaS_sが主変数になるため、メッシュサイズに依存しない安定した評価ができる。ASME BPVC Section VIIIの溶接継手設計基準にも採用されている重要な手法だよ。


関連用語

🧑‍🎓

溶接部の評価専用の手法があるんですね。メッシュ依存性の問題を解決しているのが賢い!


🎓
  • 疲労解析 … fe-safeが属する解析分野の全体像
  • Abaqus … fe-safeへの応力データ供給元
  • S-N曲線 … 疲労寿命の入力データとなる材料特性

  • CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。

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