Petrov-Galerkin法 — CAE用語解説
Petrov-Galerkin法
重み関数を変えた有限要素法
Galerkin法は聞いたことあるんですが、Petrov-Galerkin法って何が違うんですか?
通常のGalerkin法では試験関数(形状関数)と重み関数を同じにするけど、Petrov-Galerkin法ではこの2つを異なる関数族にするんだ。その目的は主に数値的な安定性向上で、対流が支配的な問題での数値振動を抑えるために使われる。
対流が強い流れでなぜ不安定になるんですか?
対流項の離散化で数値振動が起きやすい問題があって、これをPeclet不安定と呼ぶ。Streamline Upwind Petrov-Galerkin(SUPG)法はその代表的な解決策で、流れ方向に上流寄りに重み付けすることで安定化を図る。FEMベースのCFDコードでは標準的に実装されているよ。
安定化FEMの実務
SUPGって具体的にどんなソルバーに入っているんですか?
ANSYS FLUENTのFEMベース解法、OpenFOAMのFEMモジュール、FEniCS等のオープンソースFEMフレームワークで使われている。また流体-構造連成(FSI)で流体側をFEMで解く場合にも必須だ。高Reynolds数の対流問題で精度を出したいときは安定化パラメータの調整も重要だよ。
Galerkin最小二乗法(GLS)ってSUPGとどう違うんですか?
SUPGは対流項のみ安定化するのに対して、GLS(Galerkin Least Squares)は残差の最小二乗を全方程式に加えるより体系的な安定化手法だ。PSPG(Pressure Stabilizing Petrov-Galerkin)という圧力場の安定化版も合わせて使うことが多い。流体の非圧縮性FEMで広く採用されている。
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