地震応答スペクトル解析 — トラブルシューティングガイド

カテゴリ: 構造解析 | 2026-02-20
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CAE visualization for seismic spectrum troubleshoot - technical simulation diagram
地震応答スペクトル解析 — トラブルシューティングガイド

応答スペクトルのトラブル

🎓
  • ベースシアが概算と合わない → モード数不足(有効質量90%を確認)or スペクトルの入力ミス
  • 応答が過大 → 減衰比の設定ミス。5%のはずが0.5%になっていないか
  • 応答が過小 → スペクトルの入力方向(x, y, z)が間違い。または入力が一方向のみ
  • 密集モードでSRSSを使ってしまった → CQCに切り替え
  • 応答スペクトル法は「スペクトルの入力」「減衰」「合成法」の3つが全て

  • Coffee Break よもやま話

    サイト増幅係数の見落としが最大の危険

    地震応答スペクトル解析で最も重大な見落としはサイト増幅係数の未考慮。軟弱地盤(Vs30 < 200m/s)では硬岩地盤に比べて長周期成分が2〜4倍増幅される。2011年東日本大震災では埋立地の旧水田地帯で計測加速度が設計値の3倍を超えた事例が複数報告された。ANSYSで地震応答スペクトルを定義する際はNEHRP地盤分類(A〜F)とサイト係数FvをRS曲線に事前に乗算すること。

    トラブル解決の考え方

    「解析が合わない」と思ったら

    1. まず深呼吸——焦って設定をランダムに変えると、問題がさらに複雑になる
    2. 最小再現ケースを作る——地震応答スペクトル解析の問題を最も単純な形で再現する。「引き算のデバッグ」が最も効率的
    3. 1つだけ変えて再実行——複数の変更を同時に行うと、何が効いたか分からなくなる。科学実験と同じ「対照実験」の原則
    4. 物理に立ち返る——計算結果が「重力に逆らって物が浮く」ような非物理的な結果なら、入力データの根本的な間違いを疑う
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    Written by NovaSolver Contributors
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