加熱・減圧された供給液がバルブを通ってドラムに入り、軽質成分に富む蒸気 V が上から、重質成分に富む液 L が下から出ます。下のバーは組成 z・y・x を表します。
$$y=\frac{\alpha\,x}{1+(\alpha-1)\,x}\qquad\text{と}\qquad z=\phi\,y+(1-\phi)\,x$$
定揮発度の気液平衡式と、フラッシュドラムの成分物質収支。α は比揮発度(2成分の蒸発しやすさの比)、φ = V/F は気化率(供給液のうち蒸気になる割合)。
$$(1-\phi)(\alpha-1)\,x^{2}+\bigl[(1-\phi)+\phi\alpha-z(\alpha-1)\bigr]x-z=0$$
平衡式を物質収支に代入して整理した、液相組成 x についての2次方程式。0〜1 の物理的に妥当な根を解として採る。
$$V=\phi F,\qquad L=(1-\phi)F,\qquad \text{回収率}=\frac{V\,y}{F\,z}$$
気相流量 V、液相流量 L、および軽質成分の気相への回収率。F は供給流量。分離係数は y/x で表す。