下側がバブルポイント曲線、上側がデューポイント曲線。間が気液二相の共存領域です。点滅する点が現在の操作点で、水平線が平衡にある液と蒸気を結ぶタイラインです。
$$p_i=x_i\,P_i^{sat}(T),\qquad \sum_i x_i P_i^{sat}=P\ \ (\text{沸点})$$
ラウールの法則。各成分の分圧 p_i は液相モル分率 x_i と純成分蒸気圧 P_i^sat の積。分圧の和が全圧に達する温度が沸点(バブルポイント)。
$$\log_{10}P^{sat}=A-\frac{B}{C+T},\qquad y_1=\frac{x_1 P_1^{sat}}{P}$$
純成分蒸気圧はアントワン式で温度の関数として求める(T:℃、P^sat:mmHg、定数A・B・Cは成分固有)。平衡蒸気組成 y₁ はラウールの法則から直接得られる。
$$\alpha=\frac{P_1^{sat}}{P_2^{sat}}$$
比揮発度 α は軽質・重質成分の蒸気圧の比。蒸気は常に揮発しやすい成分(軽質成分)に富み、αが1から離れるほど蒸留での分離が容易になる。