2本の方程式直線の交点が真の解です。(0,0) から始まる反復点列が、収束時は交点へ近づき、発散時は外へ離れていきます。
$$x_i^{(k+1)}=\frac{1}{a_{ii}}\left(b_i-\sum_{j\ne i}a_{ij}\,x_j^{(k)}\right)$$
ヤコビ反復の更新式。各未知数 x_i を対角成分 a_ii で割って求め、右辺には常に1つ前の反復値 x_j^(k) だけを使います。
$$\rho(\text{反復行列})\lt 1\quad(\text{対角優位なら成立})$$
収束条件。反復行列のスペクトル半径 ρ が1未満なら収束、1以上なら発散します。係数行列が厳密に対角優位ならこの条件は必ず満たされます。
$$\rho=\sqrt{\left|\dfrac{a_{12}}{a_{11}}\cdot\dfrac{a_{21}}{a_{22}}\right|}$$
2×2 の場合のスペクトル半径。ヤコビ法は古い値だけを使うため並列化が容易ですが、ガウス・ザイデル法より収束は遅くなります。