コルピッツ: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi\sqrt{L\cdot\frac{C_1 C_2}{C_1+C_2}}}$
ウィーンブリッジ: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi RC}$, 利得条件 $A \geq 3$
RC位相推移: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi\sqrt{6}\cdot RC}$, $A \geq 29$
バルクハウゼン条件:$|\mathbf{A\beta}| \geq 1$ かつ $\angle A\beta = 0°$
コルピッツ・ハートレー・クラップ・ウィーンブリッジ・RC位相推移・水晶発振器の発振周波数をリアルタイム計算。バルクハウゼン条件の検証とループゲイン解析付き。
コルピッツ: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi\sqrt{L\cdot\frac{C_1 C_2}{C_1+C_2}}}$
ウィーンブリッジ: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi RC}$, 利得条件 $A \geq 3$
RC位相推移: $f_0 = \dfrac{1}{2\pi\sqrt{6}\cdot RC}$, $A \geq 29$
バルクハウゼン条件:$|\mathbf{A\beta}| \geq 1$ かつ $\angle A\beta = 0°$
無線通信(RF局部発振器):スマートフォンやWi-Fiルーターの内部では、コルピッツやハートレー発振回路が局部発振信号を生成しています。高周波数でも安定した発振が得られる特性が活用され、PLL(位相同期ループ)の基準源としても用いられます。
オーディオ機器(低歪み信号源):オーディオアナライザーや高級オーディオ機器のテスト信号発生器には、ウィーンブリッジ発振回路が使われます。発振条件が単純で歪み率が低いクリーンな正弦波を生成できるため、性能測定に適しています。
デジタル機器のクロック生成:あらゆるマイコン(MCU)やCPUの動作クロックは、水晶発振器(クリスタル・オシレータ)によって供給されています。水晶の非常に高いQ値(鋭い共振特性)を利用することで、温度変化に強い極めて安定した発振周波数を実現しています。
センサー・計測機器:RC位相推移型発振回路は、構成がシンプルでIC化しやすいため、さまざまなセンサーの信号処理回路や、低コストの簡易信号発生器に応用されています。
まず、「計算上の発振周波数=実際の回路の出力周波数」と思い込むことです。シミュレーターは理想的な素子を前提としていますが、現実のコイルには寄生容量や直流抵抗があります。例えば、100MHzの計算値が出ても、コイルの自己共振周波数が80MHzなら、それ以上の周波数は出せません。必ず部品のデータシートを確認しましょう。
次に、発振条件を「計算だけ」で済ませてしまうこと。バルクハウゼン条件は、温度や電源電圧で変動します。例えば、増幅器の利得Aが温度上昇で低下すると、|Aβ|≧1を満たさなくなり発振が停止します。実務では、シミュレーション後、実際の回路で電源電圧を±10%変動させても発振が維持されるか、余裕を持って設計します。
三つ目は、水晶発振器を「単なる高精度のLC共振回路」と扱うこと。水晶は等価回路が複雑で、並列共振と直列共振の2つの周波数があります。このツールで計算するのは、負性抵抗を考慮した発振可能な周波数領域の確認です。「発振周波数は水晶自体で決まる」が大原則で、周辺のトリーマ容量(C_L)は微調整用と理解してください。