平らな初期状態から、SORスイープを繰り返すたびにφの分布が直線解へと緩和していきます。過緩和(ω>1)では分布が一瞬だけ行き過ぎてから落ち着きます。
$$\phi_i^{(k+1)}=(1-\omega)\,\phi_i^{(k)}+\omega\cdot\frac{\phi_{i-1}^{(k+1)}+\phi_{i+1}^{(k)}}{2}$$
SOR法の更新式。各スイープで最新の隣接値を使ってGauss-Seidel値 (φ_{i−1}+φ_{i+1})/2 を求め、それを係数 ω で増幅して上書きする。ω=1 のときGauss-Seidel法に一致する。
$$\omega_{opt}=\frac{2}{1+\sin\!\big(\pi/(n+1)\big)}$$
1次元ラプラス問題(内部点 n 個)における最適緩和係数の近似。n が大きいほど ω_opt は 2 に近づく。安定のため ω は 2 未満に保つ必要がある。
$$\frac{d^2\phi}{dx^2}=0 \;\Rightarrow\; \phi_i=\frac{\phi_{i-1}+\phi_{i+1}}{2}, \qquad \phi(x)=\phi_L+(\phi_R-\phi_L)\frac{x}{L}$$
解く対象の1次元ラプラス方程式と、その離散方程式・厳密解。厳密解は左右境界値を結ぶ直線になる。