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蒸気表計算|飽和水・湿り蒸気・過熱蒸気の物性

温度または圧力、乾き度、過熱度から水・蒸気の状態を比較する無料計算機。飽和圧力・エンタルピー・エントロピー・比容積を近似式で求め、T-s線図で可視化します。IAPWS-IF97準拠の物性ソルバーではありません。

入力方法

乾き飽和蒸気
計算結果
飽和圧力 Psat (kPa)
飽和温度 Tsat (°C)
エンタルピー h (kJ/kg)
エントロピー s (kJ/kg·K)
比体積 v (m³/kg)
蒸発潜熱 hfg (kJ/kg)
T-s 線図

T-s 線図上の飽和曲線(飽和液線・飽和蒸気線)と現在の状態点 ●。

P-T 線図

飽和曲線(温度-飽和圧力)。● が現在の設定温度・圧力。

エンタルピー h

飽和温度 T に対する hf(飽和水)・hfg(蒸発潜熱)・hg(乾き飽和蒸気)の変化。

理論・主要公式

飽和圧力の Antoine 型近似(教育用):

$\ln P_{sat}[\text{kPa}] \approx 16.3872 - \frac{3885.70}{T[\text{K}] - 42.98}$

湿り蒸気(乾き度 x)の状態量:

$h = h_f + x \cdot h_{fg}, \quad s = s_f + x \cdot s_{fg}, \quad v = v_f + x \cdot v_{fg}$

ランキンサイクルの理論熱効率:

$\eta_{th} = \frac{(h_1 - h_2) - (h_{fw} - h_{cond})}{h_1 - h_{fw}}$

ここで状態1 = タービン入口、状態2 = タービン出口、fw = 給水、cond = 凝縮器出口。

条件をそろえて試す

計算例

温度入力100°C、乾き度x=1、過熱度0°Cで、飽和圧力101.333kPa、比エンタルピー2650.8kJ/kg、比容積1.6994m³/kgを表示します。これは本ページの近似モデルの出力です。x=0.5にすると湿り蒸気の値に切り替わります。

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モデルと適用範囲

飽和圧力はAntoine型の式、エンタルピーは多項式、蒸気比容積は理想気体近似で計算します。湿り蒸気は h=hf+x(hg−hf)。過熱域の定圧比熱は1.9kJ/(kg·K)固定です。圧力から換算した温度が高い場合、飽和物性は370°Cで制限されるため高温・高圧域は特に注意が必要です。

よくある質問

圧力の入力単位はbarですか?

kPa(絶対圧)です。1bar=100kPa、1MPa=1000kPaです。ゲージ圧を使う場合は絶対圧への換算が必要です。

乾き度と過熱度は同時に効きますか?

過熱度が0°Cのとき乾き度を使います。x=0は飽和水、x=1は乾き飽和蒸気です。過熱度を正にすると過熱蒸気モードが優先され、乾き度は結果に反映されません。

工業用蒸気表と数値が違うのはなぜですか?

本ページは複数の簡易近似を組み合わせています。温度・圧力・物性ごとに誤差が異なり、一律の精度保証はありません。設計値はIAPWSなどの検証済み物性計算と照合してください。

ランキンサイクルの効率やCAE入力ファイルを作れますか?

本ページは選択した1状態の物性を調べるツールです。サイクル効率の自動計算やCAE形式の書き出し機能はありません。

理論の参考資料(本ツールの精度保証ではありません)

IAPWS: Thermodynamic property formulations

説明を更新:2026年9月6日

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