電圧・容量
周波数
コア材料
一時停止中はスライダーを動かすと結果が即座に更新されます。
$E = 4.44 \cdot f \cdot N \cdot B_{max} \cdot A_c$
$I_1 = S/V_1,\quad I_2 = S/V_2$
巻数比・コア断面積・鉄損・銅損からトランスの効率・漏れインダクタンス・最大磁束密度をリアルタイム計算。電源回路・スイッチング電源設計の基礎を体感できます。
一時停止中はスライダーを動かすと結果が即座に更新されます。
電力系統(送配電):発電所で作られた高電圧を、地域の需要に応じて段階的に低電圧に降圧するために使用されます。例えば、66kVを6.6kVに、さらに100V/200Vに変換する各変電所で、この基礎設計が最初のステップとなります。
産業機械・設備:工場内の大型モーターや溶接機などは、設備ごとに異なる電圧・電流を必要とします。機械に組み込まれる専用の変圧器を、容量や設置スペースに合わせて最適設計する際に活用されます。
電気鉄道:架線からの高電圧(例えば1500V)を、車内の補機(空調、照明、制御装置)用の低電圧(例えば440V, 110V)に変換する車載変圧器の設計に使われます。振動や小型軽量化が求められる過酷な環境です。
再生可能エネルギーシステム:太陽光発電のパワーコンディショナや風力発電システム内で、発電した電力を系統連系するための適切な電圧に変換する変圧器の設計に応用されています。
まず、「定格容量」を「出力電力」と混同しないことが大事だ。定格容量は皮相電力[VA]で、有効電力[W]ではない。力率が1でない負荷(例えばモーター)をつなぐと、同じ容量でも出力できる有効電力は小さくなる。容量を1000VAと設定しても、力率0.8の負荷なら800Wしか取り出せないんだ。次に、「コア断面積」は単純に「大きければ良い」わけではない。確かに断面積を大きくすれば巻数は減り、銅損は低下する傾向にある。しかし、コアが大きくなると鉄損が増え、材料費と重量も増大する。例えば、家庭用の小型変圧器に電力用の巨大なコアを使うのは現実的じゃないよね。最適なバランスを見つけることが設計の腕の見せ所だ。最後に、シミュレーターで計算された巻数は「理論上の最小値」と捉えること。実際には、電圧変動率やインピーダンスなどの仕様を満たすために、若干多めに巻くことがほとんどだ。このツールの出力は「スタート地点」と考えよう。
設計例(ツール既定値):一次1000V・二次100Vなら巻数比 a=10。B_max=1.2T・f=50Hz・コア断面積10cm²(A_c=10×10⁻⁴ m²)を仮定すると一次巻数 N₁≈3754ターン、二次巻数 N₂=N₁/a≈375ターン。皮相電力 S=100VA のとき一次電流 I₁=S/V₁=0.10A、二次電流 I₂=S/V₂=1.0A。本ツールは巻数比・巻数・電流・効率特性のみを扱い、漏れインダクタンスは計算しません。