ブレーキをかけると車体は前のめり(ノーズダイブ)になり、前サスが縮み後サスが伸びます。下向きの矢印は各軸の動的荷重、長さは荷重の大きさに対応します。
$$\Delta W=\frac{m\,a\,h}{L}=\frac{m\,(g\cdot n)\,h}{L}$$
制動時の前後方向の荷重移動量 ΔW。a は減速度(a = g·n、n は g 単位の減速度)、h は重心高さ、L はホイールベース。重心が低く、ホイールベースが長いほど荷重移動は小さくなります。
$$W_{f}=W_{f0}+\Delta W,\qquad W_{r}=W_{r0}-\Delta W$$
制動時の前軸荷重 W_f と後軸荷重 W_r。W_f0・W_r0 は静止時の前後軸荷重。後輪荷重は 0 でクランプ(負にはならない)。
$$n_{\text{lift}}=\frac{W_{r0}\,L}{m\,g\,h}$$
後輪が路面から浮き上がる減速度 n_lift(W_r = 0 を解いた値)。これを超えると車両は前軸を中心に前転するリスクがあります。