増分法 — CAE用語解説
増分法
先生、増分法って非線形解析で必ず出てきますけど、なぜ必要なんですか?
定義
基本的な考え方を教えてください。
非線形問題は荷重と変位の関係が直線じゃないから、一発では解けない。そこで荷重を小さなステップに分割して、各ステップで線形化して解く——これが増分法だ。階段を一段ずつ上るイメージだね。
分割数が多いほど精度が良くなるんですか?
基本的にはそう。でも増分を細かくすると計算時間が増える。実務では自動増分制御を使って、収束が楽なところは大きなステップ、難しいところは自動で細かくする設定が主流だよ。
CAEにおける位置づけ
具体的にどんな問題で使うんですか?
例えばボルトの締め付け解析。ボルト軸力を一気にかけると接触状態が変わって収束しないけど、10ステップくらいに分けてじわじわかけると安定して解ける。プレス成形でも金型のストロークを増分的に与えるのが定石だ。
増分法とNewton-Raphson法はどう関係するんですか?
増分法が「荷重の分割」、Newton-Raphson法が「各増分ステップ内での反復収束」を担当する。増分+反復のセットで非線形問題を解いていくわけだ。この組み合わせを「増分反復法」と呼ぶよ。
関連用語
関連する用語を教えてください。
増分と反復の役割分担がクリアになりました。自動増分制御も調べてみます。
ソルバーのログでステップサイズの変化を追うと、どこで非線形性が強いか見えてくるよ。ぜひやってみて。
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