アイソパラメトリック — CAE用語解説
アイソパラメトリック
先生、アイソパラメトリック要素って何ですか?名前が難しいです…
定義
定義を教えてください。
アイソパラメトリックの「アイソ」は「同じ」という意味。座標の補間と物理量(変位など)の補間に同じ形状関数を使う要素のことだ。現代のFEMの要素はほぼ全てアイソパラメトリックと思っていいよ。
同じ形状関数を使うメリットは何ですか?
最大のメリットは、要素を曲線や曲面に合わせて変形させられること。正方形の基準要素を実空間の歪んだ四角形にマッピングできるから、複雑な形状に対応できるんだ。このマッピングにヤコビアンという変換行列を使うよ。
数値解法における役割
ヤコビアンって何をしてるんですか?
基準要素の座標系(ξ,η)から実空間座標(x,y)への変換の微分を表す行列だ。ヤコビアンの行列式がゼロや負になると要素が潰れたり裏返ったりしていることを意味する。メッシュ品質チェックでヤコビアン比を見るのはこのためだよ。
メッシュが歪んでるとヤコビアンに問題が出るんですね。
そう。例えば四角形要素の角度が180度に近いと、ヤコビアンの行列式がほぼゼロになって精度が激落ちする。だから要素のアスペクト比やスキュー角に上限を設ける品質基準があるんだ。Ansysでは要素品質0.1未満だと警告が出るよ。
関連用語
関連する用語を教えてください。
ヤコビアンがメッシュ品質と直結してるとは知りませんでした!
メッシュ生成で「Jacobian ratio」の警告が出たら要素の形を見直す癖をつけよう。精度に直結するから。
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