集中質量マトリクス — CAE用語解説
集中質量マトリクス
先生、集中質量行列って整合質量行列と何が違うんですか?
定義
定義を教えてください。
集中質量行列は、要素の質量を節点に集中させた対角行列。整合質量行列は形状関数を使って質量を分配した密行列。集中質量行列は対角だから逆行列が自明で、陽解法の時間積分が超高速になるんだ。
質量を節点に集中させるってざっくりですよね。精度は大丈夫ですか?
低次モードの解析では十分な精度がある。ただし高次モードでは整合質量行列より精度が落ちる。実務的にはメッシュを十分細かくすれば問題ないレベルだよ。陽解法ではほぼ全て集中質量を使っている。
構造解析における役割
なぜ陽解法で集中質量が必須なんですか?
陽解法の中心差分法では毎ステップM⁻¹Fを計算する。Mが対角行列なら逆行列は各成分の逆数を取るだけで、ベクトルの要素ごとの割り算で済む。密行列だと毎ステップ連立方程式を解くことになって、陽解法の意味がなくなるんだ。
陰解法では整合質量を使うんですか?
陰解法ではどちらも使えるけど、整合質量行列の方が理論的に精度が高い。ただし集中質量でも実用上問題ないことが多い。Abaqusの陰解法(Standard)では整合質量がデフォルトだよ。
関連用語
関連する用語を教えてください。
集中質量が陽解法の高速化の鍵なんですね。対角行列のありがたさが分かりました。
対角行列のメリットを理解すると、陽解法の計算効率の本質が見えてくるよ。
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