質量マトリクス — CAE用語解説
質量マトリクス
先生、質量行列ってFEMの動解析で出てきますよね。剛性行列との違いは?
定義
定義を教えてください。
質量行列Mは、FEMの運動方程式Mü+Cu̇+Ku=Fの中で慣性項を表す行列だ。剛性行列Kが「バネ」なら質量行列Mは「質量」にあたる。この2つの比が固有振動数ω=√(K/M)を決めるんだよ。
整合質量行列と集中質量行列がありますよね?
整合質量行列は形状関数を使って数学的に厳密に導出した密行列。集中質量行列は要素質量を節点に集中させた対角行列。整合の方が精度は高いけど、陽解法では集中質量が必須(対角行列だからM⁻¹が一瞬で計算できる)だよ。
CAEにおける位置づけ
質量行列が結果にどのくらい影響しますか?
固有振動数は質量行列に直結する。同じメッシュでも整合と集中で固有振動数が数%違うことがある。特に高次モードほど差が大きい。NVH解析で1Hz単位の精度が求められる場合、質量行列の選択は重要な設定だよ。
質量行列の精度を上げるにはどうしますか?
メッシュを細かくすれば、整合でも集中でも収束する。また2次要素を使うと質量分布の近似精度が上がる。最終的にはFEMの総質量がCADの質量と一致しているか確認するのが基本中の基本だね。
関連用語
関連する用語を教えてください。
質量行列が固有振動数を左右するんですね。総質量チェック、忘れないようにします。
動解析の入門として、単純な梁の固有振動数を理論値と比較してみるのがベストだよ。
CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。
次世代CAEプロジェクト:開発者と実務者をつなぐ
Project NovaSolverは、質量マトリクスを含む幅広い解析分野において、実務者の知見を最大限に活かせる環境の実現を探求しています。まだ道半ばですが、共に歩んでいただける方を募集しています。
お問い合わせ(準備中)関連トピック
なった
詳しく
報告