パンチがブランクの中央を押し下げ、フランジを内側へ引き込みながらカップが成形されます。ブランクホルダーがフランジを押さえてしわを抑えます。
$$\text{DR}=\frac{D}{d},\qquad F=\pi\,d\,t\,\sigma_u\left(\frac{D}{d}-0.7\right)$$
絞り比 DR と絞り力 F。D:ブランク径、d:パンチ径(カップ径)、t:板厚、σ_u:材料の引張強さ。括弧内が大きいほど絞り力が増える。
$$F_{\text{BH}}=0.35\,F,\qquad h=\frac{D^{2}-d^{2}}{4\,d}$$
しわ抑え力 F_BH(絞り力の約35%)と、面積保存から求めたカップ高さ h(底+壁にブランクの面積が分配される)。
絞り比が約 2.0 を超えると1回の絞りでは壁が破断するため、複数回の再絞り(リドロー)工程に分ける必要がある。