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Process Control

PID調整法比較ツール(Z-N / IMC / SIMC)

FOPDTプロセスモデルのゲイン・時定数・むだ時間を設定し、4手法のPIDパラメータを同時計算。ステップ応答・ISE/IAE/ITAE・安定余裕をリアルタイム比較。

プロセスモデル (FOPDT)

$$G(s)=\frac{K_p\,e^{-\theta s}}{\tau s+1}$$

プロセスゲイン Kp 1.00
時定数 τ (s) 10.0 s
むだ時間 θ (s) 2.0 s
IMC クローズドループ時定数
λ (s) 5.0 s
SIMC: λ = τ が自動設定されます
調整結果
手法KcTi (s)Td (s)

理論メモ

Z-N 開ループ則: $K_c = \frac{1.2\tau}{K_p\theta}$, $T_i = 2\theta$, $T_d = 0.5\theta$

IMC則: $K_c = \frac{\tau}{K_p(\lambda+\theta)}$, $T_i = \tau$, $T_d = \frac{\theta}{2}$

最良ISE手法
立ち上がり時間 (s)
オーバーシュート (%)
整定時間 2% (s)
Note: 閉ループ応答はむだ時間をPadé近似(2次)で近似しています。実機ではむだ時間によりZN法が不安定になる場合があります。

調整手法の概要

  • Ziegler-Nichols 開ループ(ZN): 実験的なステップ応答からK/τ/θを特定し経験則でゲインを決定。速い応答だが余裕が少ない。
  • Cohen-Coon: ZNを改良し、むだ時間比θ/τが大きい系に対応。τ/θの比を明示的に考慮。
  • IMC (λ tuning): 内部モデル制御理論に基づきλで速度とロバスト性のトレードオフを設計者が直接制御。
  • SIMC (Skogestad IMC): λ=τを自動設定。工学的に最もバランスの取れた手法とされる。

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