左が選択した断面、右が曲げ応力分布。弾性状態(最遠縁だけ σy の三角形分布)から全塑性状態(断面全体が ±σy の矩形ブロック)まで連続的に変化します。塗りつぶしは降伏した領域です。
$$\text{矩形: }S=\frac{bh^2}{6},\quad Z=\frac{bh^2}{4},\quad f=\frac{Z}{S}=1.5$$
矩形断面の弾性断面係数 S と塑性断面係数 Z。両者の比が形状係数 f で、矩形ではちょうど 1.5 になる。b:幅、h:高さ。
$$M_y=S\,\sigma_y,\qquad M_p=Z\,\sigma_y$$
降伏モーメント My(最遠縁が初降伏する曲げモーメント)と全塑性モーメント Mp(断面全体が降伏する曲げモーメント)。σy:降伏応力。
形状係数 f は、初降伏してから全塑性ヒンジになるまでに断面がもう一段引き受けられるモーメントの大きさを表す指標です。