背面の主働土圧(赤)が矢板を外側へ押し、掘削線より下の受働土圧(青)がそれを受け止めます。矢板はつま先付近のピボットを中心にわずかに回転します。
$$K_a=\tan^2\!\left(45-\tfrac{\varphi}{2}\right),\quad K_p=\tan^2\!\left(45+\tfrac{\varphi}{2}\right)$$
ランキン土圧理論による主働土圧係数 Ka と受働土圧係数 Kp。φ は土の内部摩擦角。受働土圧係数は主働土圧係数の数倍大きくなる。
$$\frac{d}{H+d}=\left(\frac{K_a}{K_p}\right)^{1/3}$$
理論根入れ深さ d₀ はつま先まわりの主働・受働土圧モーメントの釣り合いから決まる。H は掘削高さ。
$$d_{\text{des}}=1.3\,d_0,\qquad L=H+d_{\text{des}}$$
設計根入れ深さ d_des は理論値に約30%の安全余裕を加えたもの。矢板全長 L は掘削高さと設計根入れの合計。