傾いた流域に雨が降り、地表を流れ落ちて集水ますへ集まり、円形の排水管を流れます。管内の水位がピーク流出量を、管断面が流下能力を表し、能力を超えると溢水します。
$$Q=\frac{C\cdot i\cdot A}{360},\qquad V=\frac{1}{n}R^{2/3}S^{1/2}$$
合理式によるピーク流出量 Q と、マニング式による満流流速 V。i を mm/hr、A をヘクタールで入力すると Q は m³/s で得られます。R は径深、S は管路勾配(無次元)、n は粗度係数。
$$A_p=\frac{\pi D^{2}}{4},\qquad R=\frac{D}{4},\qquad Q_{cap}=A_p\cdot V$$
満流の円形管では、管断面積 A_p は πD²/4、径深 R は管径 D の 1/4。流速 V を掛けると流下能力 Q_cap が得られます。D は管の内径。
$$\text{能力余裕率}=\frac{Q_{cap}}{Q}$$
流下能力がピーク流出量の何倍あるか。1.0 を下回ると管径不足で溢水のおそれがあります。