MOOSE — CAE用語解説
MOOSE
先生、MOOSEってどんなFEMフレームワークですか?
定義
概要を教えてください。
MOOSE(Multiphysics Object-Oriented Simulation Environment)は、米国アイダホ国立研究所(INL)が開発したオープンソースのマルチフィジックスFEMフレームワークだ。核燃料の熱-構造-照射損傷連成解析のために作られたけど、汎用的に使えるよ。
フレームワークってことは、自分で方程式を定義するんですか?
そう。MOOSEは弱形式の微分方程式を定義するとFEMの離散化・組立・求解を自動でやってくれる。Residualとjacobianをカーネル(C++クラス)として実装するだけ。新しい物理モデルの実装が数百行のコードで済むのが魅力だ。
CAEソフトウェアとしての位置づけ
どんな分野で使われてますか?
原子力が主戦場(BISON:核燃料性能、GRIFFIN:中性子輸送)だけど、地下水流動、地熱、電池、腐食、相変態など幅広い応用がある。マルチフィジックスの連成が本質的に必要な研究に向いてるよ。
商用ソフトとの違いは何ですか?
商用ソフトは「使う」ツール、MOOSEは「作る」フレームワーク。新しい物理モデルを自分で実装して検証する研究用途に最適。C++の知識が必要だけど、コミュニティが活発でドキュメントも充実してるよ。
関連用語
関連する用語を教えてください。
研究者向けのFEMフレームワークなんですね。自分で物理を実装できるのは面白そうです。
GitHubでソースが公開されてるから、チュートリアルの拡散方程式から始めてみるといいよ。
CAE用語の正確な理解は、チーム内のコミュニケーションの基盤です。 — Project NovaSolverは実務者の学習支援も視野に入れています。
Project NovaSolver — CAE実務の課題に向き合う研究開発
「MOOSEをもっと効率的に解析できないか?」——私たちは実務者の声に耳を傾け、既存ワークフローの改善を目指す次世代CAEプロジェクトに取り組んでいます。具体的な機能はまだ公開前ですが、開発の進捗をお届けします。
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