粒子-流体連成 — CAE用語解説
粒子-流体連成
粒子と流体の相互作用モデル
粒子と流体が一緒に流れる現象って、どうやってシミュレーションするんですか?
大きく分けて2つのアプローチがある。粒子を個別に追跡するラグランジュ法と、粒子を濃度場として扱うオイラー法だ。どちらを使うかは粒子の体積分率と計算コストで決まる。粒子が希薄な場合はラグランジュ法が多い。
ラグランジュ法って、全粒子を1個ずつ計算するんですか?それ重くないですか?
まさにそれが課題で、工業的には「代表粒子」という概念で何千個もの実粒子を1個の計算粒子で代表させる手法を使う。それでも数百万粒子の計算はHPCが必要だ。スプレー噴霧や砂塵の流れ、石炭火力ボイラーの燃焼粒子解析などが代表例だよ。
一方向・双方向連成
粒子が流体に影響を与える場合と受けるだけの場合って、モデルが違うんですか?
そう、1方向連成は流体から粒子への力だけを計算して、粒子から流体への影響を無視する。粒子が希薄な場合はこれで十分だ。双方向連成は粒子の存在が流体場にも影響を与えるモデルで、流動層や高濃度スラリーではこちらが必要だ。計算コストは大きく増える。
DEM(個別要素法)と粒子-流体連成って関係があるんですか?
DEMはもともと固体粒子の接触・衝突を解くための手法だけど、CFDと組み合わせた「CFD-DEM連成」が近年注目されている。粉体の流動化、鉱石輸送、薬剤混合など、粒子間の接触が重要な系でよく使われる。OpenFOAMとLIGGGHTSの組み合わせが代表的だ。
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