開口数 NA:
$$\mathrm{NA}= \sqrt{n_1^2 - n_2^2}$$規格化周波数(Vナンバー):
$$V = \frac{\pi d}{\lambda}\,\mathrm{NA}$$$V < 2.405$ → シングルモード;$V \geq 2.405$ → マルチモード
パルス広がり:
$$\tau = D \cdot L \cdot \Delta\lambda$$最大ビットレート(NRZ):
$$B_{\max}= \frac{0.7}{\tau}$$減衰損失・分散・帯域幅距離積・開口数(NA)・Vナンバーを計算し、シングルモード/マルチモード動作を判定します。
開口数 NA:
$$\mathrm{NA}= \sqrt{n_1^2 - n_2^2}$$規格化周波数(Vナンバー):
$$V = \frac{\pi d}{\lambda}\,\mathrm{NA}$$$V < 2.405$ → シングルモード;$V \geq 2.405$ → マルチモード
パルス広がり:
$$\tau = D \cdot L \cdot \Delta\lambda$$最大ビットレート(NRZ):
$$B_{\max}= \frac{0.7}{\tau}$$長距離・大容量通信網:海底ケーブルや都市間バックボーン回線に、損失が極めて小さいシングルモードファイバー(SMF)が使用されます。1550nm帯で動作させ、光増幅器(EDFA)と組み合わせることで、数千kmにわたる通信が可能です。
データセンター内接続:サーバー間の高速接続には、コア径が大きく接続が容易なマルチモードファイバー(MMF)が多用されます。帯域幅距離積の高いグレーデッドインデックス(GI)型が主流で、短距離ながらもコスト効率に優れています。
波長分割多重(WDM)システム:1本のファイバーで複数の波長の光を同時に伝送する技術です。分散係数Dの影響を抑える設計が重要で、零分散波長帯(例:SMF-28の1310nm付近)や分散シフトファイバーが用いられます。
光センサー・医療内視鏡:イメージバンドルと呼ばれる多数のファイバーを束ねたものや、特殊なコーティングを施したファイバーが利用されます。開口数NAは、どれだけ広い角度からの光を伝えられるかを決めるため、画像の明るさや視野角に直接影響します。
まず、「シングルモードだから常に高性能」とは限らないという点に注意だ。確かに長距離・大容量通信の主役はシングルモードファイバー(SMF)だが、短距離の配線ではコネクタやスプライスによる接続損失が相対的に大きくなる。例えば、データセンター内で10mしかないリンクにSMFを使うと、精密な接続が必要でコストが上がる。むしろ、コア径が大きく扱いやすいマルチモードファイバー(MMF)の方が総合コストで優れるケースが多いんだ。
次に、パラメータ入力時の単位ミス。「コア径d」をμmで入力すべきところをmmで入力してしまうと、Vナンバーの計算結果が1000分の1になり、とんでもない判定結果が出る。例えば、標準的なSMFのコア径は9μmだが、9mmと入力すると完全に計算が破綻する。波長λも同様で、1550nmは1.55μm、つまり1.55と入力する必要がある。シミュレーション結果が理論値と明らかに違うときは、まず単位を疑おう。
最後に、「分散係数D」の符号と意味を混同しないこと。Dが正の値(例:+17 ps/(nm・km))は「正常分散」で、波長が長いほど速度が遅い。逆に負の値は「異常分散」。この違いは、超短パルスを伝送する際のパルス幅の広がり方に直接影響する。シミュレーターでDの値をプラスからマイナスに変えて帯域幅距離積の変化を見ると、その影響が実感できるよ。