水平軸はスケジューリング変数 0〜100%。プラントゲイン(青)は右上がりに増加。固定方式ではコントローラゲイン(橙)は水平、スケジュール方式ではプラントゲインを打ち消す曲線になり、その積であるループゲイン(緑)が水平に保たれます。
$$K_{plant}(s)=K_{low}+(K_{high}-K_{low})\,\frac{s}{100}$$
プラントゲインはスケジューリング変数 s [%] に対して線形に変化する。Klow・Khigh は運転点 0%・100% でのプロセスゲイン。
$$K_c=K_{design}\cdot\frac{K_{plant,nominal}}{K_{plant}}\ \Rightarrow\ K_c\,K_{plant}=\text{const}$$
スケジュール制御のコントローラゲイン Kc は、公称運転点 50% のプラントゲイン Kplant,nominal に対してプラントゲインの逆数で補正する。これによりループゲイン Kc·Kplant が一定に保たれる。
$$\zeta=\zeta_{nom}\sqrt{\frac{K_{design}\,K_{plant,nominal}}{K_c\,K_{plant}}},\qquad M_p=e^{-\pi\zeta/\sqrt{1-\zeta^{2}}}$$
閉ループを二次系とみなし、減衰比 ζ はループゲインの平方根に反比例する(公称減衰比 ζnom=0.6)。オーバーシュート Mp は ζ から求まる。スケジューリングはループゲインを一定に保つため、応答が運転範囲全体で一貫する。