NovaSolverとは
NovaSolver Projectは、CAE(Computer-Aided Engineering)の基礎計算をブラウザで即実行できる無料ツール集です。ダウンロード・インストール・会員登録は一切不要。スマートフォンからも利用できます。
補足情報
特徴:300種以上のツール / 3言語対応(日本語・英語・中国語)/ 完全無料 / パラメータをリアルタイム操作してグラフで即可視化
分野別おすすめツール
🏗️ 構造解析(52本)
梁の撓み・座屈・応力集中など構造強度計算の基本ツールが充実しています。
梁の撓み・応力解析
最も基本的な構造解析ツール。片持ち・単純・両端固定梁に対応
モールの応力円
主応力・最大せん断応力をインタラクティブに可視化
SIMP位相最適化
FEMベースの軽量化設計。どこに材料を配置すべきか自動計算
💧 流体・CFD(39本)
レイノルズ数から翼型揚力まで、流体力学の幅広い問題に対応します。
レイノルズ数計算
流体の層流・乱流を判定。配管設計の第一歩
🌡️ 熱解析(26本)
定常熱伝導計算
平板・円筒・球の定常温度分布を解析
熱交換器設計
LMTD法・NTU法で熱交換器の性能計算
⚡ 電磁気(25本)
RLC回路計算
共振周波数・インピーダンス・位相をリアルタイム計算
🔬 物理(39本)
二重振り子シミュレーション
カオス運動をリアルタイムアニメーションで可視化
活用シーン別おすすめ
| シーン | おすすめツール |
|---|---|
| 大学の授業・課題 | 梁の撓み、モールの応力円、熱伝導、RLC回路 |
| 就職活動・資格試験の復習 | 各カテゴリの基礎ツール全般 |
| 設計検討の概算計算 | 座屈・疲労・熱交換器・フィルタ設計 |
| 研究・論文の図作成 | グラフ出力付きツール全般 |
| プログラミング学習 | 数値積分・行列演算・FFTツール |
よくある質問
Q: 本当に完全無料ですか?
はい。すべてのツールは登録不要・無料でご利用いただけます。
Q: スマートフォンでも使えますか?
はい。レスポンシブデザインに対応しており、スマートフォン・タブレットでも快適に利用できます。
Q: 計算結果の精度は?
各ツールはIEEE 754 倍精度浮動小数点演算を使用しています。設計や論文への活用時は必ず計算根拠を確認してください。
使い方ガイド
- シミュレータ選択:構造解析(梁のたわみ、応力集中)、流体解析(圧力損失、レイノルズ数)、熱伝導など対象分野から該当ツールを選択
- パラメータ入力:材料物性値(鋼のヤング率200GPa、アルミニウムの密度2700kg/m³)、寸法(長さ、断面積、厚さ)、荷重条件を数値入力
- 計算実行と結果確認:ブラウザ上で即座に応力値、変位量、安全係数などの計算結果とグラフィカル表示を取得
具体的な計算例
長さ2mの鋼製角パイプ梁(矩形断面100×100×5mm、E=200GPa、許容応力σ=235MPa)に均布荷重5kN/mを加える場合、最大たわみδ=3.2mm、最大曲げ応力σmax=45MPaと算出されます。同じ条件でアルミニウム製梁(E=70GPa)の場合、たわみはδ=9.1mm、応力σmax=45MPaとなり、材料選定における剛性の差異を定量的に比較できます。
実務での注意点
- 安全係数の確認:計算応力が許容値の75%以上の場合は設計見直しを検討。鋳鉄部品は脆性破壊リスクが高いため安全係数を3以上確保
- 境界条件の厳密化:固定端と単純支持では最大たわみが最大3倍異なる。実装置の拘束状態を正確に反映
- 補強部材への応力集中:ホール、溝、段差部では局所応力が公称応力の2~4倍に増加。応力集中係数(Kt値)を必ず適用